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WIDEジョイント【中・大口径用 下水道マンホール用耐震性継手】
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中・大口径用 WIDE ジョイント 下水道マンホール用耐震性継手<アンカー取付方式> レベル2地震動適応製品
-あらゆる管種に対応します。-
あらゆる管種に対応します。
どのようなマンホールにも取り付け可能な鋼製カラーと、可とう性を有するゴム部からなり、
マンホールと本管接合部を地震から守ります。抜群の止水性能は地下水を汚染しない環境に優しい継手です。
技術の概要
WIDEジョイントはマンホールと下水道本管とを接続する耐震性および可とう性を有する継手です。
この継手は鋼製カラー、管口ゴム、締付バンド、止水ブチル、糊付スポンジ、アンカー、シール材並びにバックアップ材から構成されています。
マンホールへの取付けは、鋼製カラー内筒周りの鍔に止水ブチルを貼付け、マンホール外側から挿入し、アンカーを打込み取付けます。
本管との接続は、本管を管口ゴムへ挿入し、締付バンドで締め付けます。
角度付きの製作が可能
■現場打ちマンホール・矩形マンホールに対応可能です。
■さまざまな管種、特殊な用途にも対応可能です。
施工性
■工場および現場取り付けが可能です。
■短時間で取り付けが可能です(即埋め戻しが可能です)。
材質に配慮しています
【管口ゴム】 SBR/IR(JIS K 6353:水道用ゴムⅣ類に規定する物性を有する)
【締付バンド】 バンド:SUS304
【鋼製カラー】 一般構造用圧延鋼材SS400(JIS G 3101)
【塗装】 タールエポキシ樹脂塗料(JIS K 5664)
レベル2地震動のテスト状況
建設技術審査証明を取得
公益財団法人 日本下水道新技術機構
※以下に示す〈可とう性〉〈耐震性〉に関して、
〈適用範囲〉内において審査証明を取得しています
〈可とう性〉
マンホールと本管接続部は、次のそれぞれの条件で、外水圧0.10MPaおよび内水圧0.05MPaに耐える水密性を有する。
①鉛直方向の屈曲変位±8°
②管軸直角方向の変位±20mm
③管軸方向の変位±60mm
〈耐震性〉
マンホールと本管接続部は、レベル2地震動を超える鉛直方向の屈曲変位±1°かつ管軸方向の変位±60mmが生じても、外水圧0.10MPaおよび内水圧0.05MPaに耐える水密性を有する。
〈適用範囲〉
施工区分: 新設時
マンホール: 組立1号、組立2号
管 種: 鉄筋コンクリート管
管 径: 組立1号:呼び径 500
組立2号:呼び径 500〜800
工事施工例
取付手順
取付工具
① 削孔面の清掃<WIDEジョイント>
マンホールの削孔面の欠けや、バリ等は修正をしておく。
② スペーサーのセット<WIDEジョイント>
管底高の確認を行い、スペーサーにて高さの調節を行う。標準削孔の場合は削孔の中心にジョイントが来るように取り付ける。
③ 止水ブチルゴムおよび糊付スポンジの貼り付け<WIDEジョイント>
鋼製カラー内筒周りに、止水用のブチルゴムを2周に貼り付ける。糊付スポンジは止水ブチルとアンカー穴の間全周に貼り付けます(ドリル使用時に研削粉の付着を防ぎます)。
④ マンホールの取り付け
削孔下部へ内筒を乗せてセットすると作業が楽になります。鋼製カラーは重量物ですので取り扱いには十分気をつけてください。
⑤ 位置合わせ
左右の高さをメジャー等で計り、水平を出します。
⑥ アンカー用穴開け<WIDEジョイント>
ドリルでアンカー打ち込み用の穴を所定数開けます。
※ドリルは水平に持ち安全に操作してください。
⑦ アンカーの打ち込み、および締め付け<WIDEジョイント>
アンカーボルトを打ち込み鋼管カラーをしっかりと締め付けます。
アンカーの施工手順
<WIDEジョイント>
⑧ シール材の充填<WIDEジョイント>
弾性シール材で、鋼管カラーの外周部およびアンカー部をシールします。
⑨ 本管の差し込み<WIDEジョイント>
締付バンドを本管に預け、ジョイントへ差し込みます。
⑩ バンドの締め付け<WIDEジョイント>
SUS製締付バンドは各スクリューを均等に締め付けます。
部品一覧
- カラー側締付バンド(SUS304)
- 鋼製カラー内筒(SS400)
- 鋼製カラー外筒(SS400)
- 管口ゴム(SBR/IR)
- 本管締付バンド(SUS304)
- 本管
- バックアップ材(ウレタンスポンジ)
- 内目地
- 止水材(ブチルゴム)
- アンカー(SS/ユニクロメッキ)
- マンホール
<その他の部品>
- ■ 糊付スポンジテープ(ウレタンスポンジ)
- ■ スペーサー(PP板)
- ■ 弾性シール材(ポリウレタン系弾性シーリング材)
製品寸法表
- 角度が付いたもの(上下左右)。
- 上記以外の管種(リブ管・ポリ管・SUS管・ダクタイル管等)。